適切な宿題の量を考える

塾長ブログ

普通は塾に通うと宿題が課されるものですが、松原塾では生徒によって宿題の有無が変わります。
色々なケースがあるのですが、
① 中学・高校の3年生(受験生)で本気で学習に取り組む姿勢のある生徒の場合
自主学習の内容や量の目安は伝えますが、宿題を出すことはありません。毎日数時間の自主学習に取り組むのは当然として、自分が1つ1つ理解できるペースで学習を進めるためです。
② 学校の授業の課題で手一杯になっている生徒の場合
学校の課題をきちんと仕上げることを優先します。極端に勉強が苦手で学校の宿題にとても時間がかかったり、日々の予習・復習に加えて週末課題が大量に出されて課題に追われている(理解して内容を消化する余裕がない)場合には、余分な課題を出さずに学校の内容にしっかりと取り組むことに重点を置きます。これも1つ1つ着実に学力を定着させるためです。

宿題の目的は成績向上の実現です。ほとんどの生徒にはそのために宿題を課しているのですが、宿題が成績向上にあまり役に立たないと判断した場合は、自宅学習のアドバイスをするだけにとどめることもあります。

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