13×4の計算について
① 筆算をして答えを出す。
② ①以外の方法で答えを出す。(13+13+13+13と地道にたし算するなど)
③ 暗算で答えを出す
④ 九九と同じように一瞬で「52」が頭に浮かぶ
普通の生徒は①の方法で計算し、それで悪くはないのですが、筆算が完璧にできる生徒にはできる範囲で暗算をするように指導しています。暗算で取り組むうちに、④のレベルに到達できるようになることを目指します。
円周率3.14を学習した塾生の中には、3×3×3.14を筆算することなく28.26と答えを出していました。(何度も計算するうちに答えを覚えてしまったそうです。)
②のように色々考えようとするのもいいでことですね。普段から自分で考えようとするくせがついていると、対応力が磨かれます。今回の場合では遠回りな計算方法ですが、計算のパターンをいくつか持っていると場面に合わせた計算方法を「選ぶ」ことができるようにもなります。
計算が得意であることは、算数・数学ができる大きな要素です。
C 筆算等で正確に計算できる。
B 速く計算することができる。
A 暗算で計算することができる。
S 一瞬で答えが頭に浮かぶ。(九九のように答えを覚えている。)
Cのレベルができればまずは良しなのですが、AやSのレベルまで到達できれば数の感覚にとても強くなります。一朝一夕でできるものではないので、普段の取り組み方の積み重ねが計算力を高めるポイントだといえます。