秋というにはまだまだ暑い日が続きますが、それでも幾分は過ごしやすくなりました。
さて、今の時期の小5の算数では分数の倍を扱っていますが、中々理解が難しい。授業中に何度も「2倍というのは・・・、3/4倍というのは・・・」と問題と照らし合わせたり図や絵で説明したりしながら「わかった」と納得できるように指導しています。
中学生の指導も同様で、数学では関数を扱っていますが、「わからないならグラフに書いて確認しよう」「変化の割合というのは・・・」「増加量というのは・・・」と説明と確認を繰り返し、理解できるように指導しています。
公式に当てはめるような形で教えて正解させることもできるのですが、「1つ1つ丁寧に理解していくことを積み上げることで算数・数学ができるようになる」という考えに反する形で点数だけ取らせても仕方がないでしょう。
理解の秋。1つ1つ着実に「わからない」を「わかった」に変えることが勉強です。理解を積み重ねることで、テストの点数も自然と上がります。