この図を見たことがある人も多いのではないでしょうか?
(この図の使い方を知らない人は、「きはじ」で検索してみてください)
確かに「距離=速さ×時間」の公式を覚えるのに便利ではあるのですが、理解の伴わない学習に意味はないです。(少なくとも算数・数学が得意な人は公式だけ覚えるような理解の仕方はしないはずです。)
例えば、「A君は(一定の速さで)1200mを走り終えるのに10分かかりました。A君の走った速さを答えなさい」という問題で、きはじの図の通りに計算(距離/時間)すれば
1200÷10=120 答え:120m/分 と正解できるのですが、
やはり算数の学習である以上、「1200mを10分で進むのだから1分間に進む距離は120mだな」というイメージ・理解をあきらめてほしくはないです。
松原塾では、この「きはじ」はあくまで「補助的なもの」として教えることがあるかもしれませんが、やはり距離・速さ・時間の関係が理解できることを最優先にして指導します。小5で習う大事な概念の理解をすっとばして、その後中学・高校で理解できずに数学に苦手意識を持ったままにはしたくないですから。