前回の続きです。
英語の長文読解で自分の弱点(補強すべき点)が分かったとして、それをどのようにカバーしていくのかも大切です。「単語を覚える」「様々な文章を読む」「音読練習をする」「構造分析を正確にする」などどれも必要なことですが、どれもやはり「正しく(効果が出るように)」実践する必要があります。
・例えば音読の場合、文章内容がほぼ100%理解できた後に行うべきですし、ただ音を追うのではなく意味を理解しながら音読する必要があります。
・様々な文章を読んで慣れる場合、各文章の理解度をどこまで上げるかも大事です。もちろん100%理解できるほうがよいのですが、それよりも98%ほどで良しとして、スピードを上げて数をこなす方が良いかもしれませんし、逆にスピードを上げても70%程度しか理解できていないのであれば文章練習としての効果は薄いでしょう。
特に大学入試に向けて勉強する場合、ただがむしゃらに(場合によっては非効率なやり方で)勉強するのではなく、見通しを立てて戦略的に力をつけていきたいところです。