1日あたりのReading量

塾長ブログ

今回は高1、高2向けの内容です。

共通テストの英語の総語数は約5500語です。
つまりは「速読が大事」ということになりますが、その速読の力を養うためにはどのようなトレーニングを積めばいいのか?

5500wordsを80分で読み切ろうという目標なのですから、「1週間で500wordsを読んで力をつけよう」といった計画は的外れに感じます。42.195kmのマラソンを4時間で走ろうとして、「毎週10km走るトレーニングをしよう」では目標達成はおそらく無理ですよね?

毎日500wordsくらいは読むような練習を数か月のスパンで続けないと、スラスラと英語を読むことは難しいでしょう。「まだ単語が覚えられていない」「単語が大事!」といって単語帳を見ることで満足していては、勉強量が足りていないと感じます。

まずは3か月で50000wordsの英文を読むと「読んで理解する」という感覚がある程度体得できます。1日のReading量が少なすぎると、英語を読む感覚が分からないままあっという間に高3になってしまいます。単語・文法の勉強が大事であることは当然としても、「英語に慣れるまで読む」という姿勢を軽んじていると、共通テストで「時間が足りなくて失敗した」ということになりかねません。「1日500wordsくらいは読んで当然でしょう?」という感覚をできるだけ早いうちに身につけたいところです。

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