前回の漢字練習と似たテーマになります。(何度も書いて覚えることは効果的か?)
何回も書いて単語の勉強をしている生徒には、「書くのは最後でいいからまず覚えよう」と指導します。
・単語のスペル「だけ」覚えられていないことはレアケースで、実は単語・文法その他全般的に定着していない場合が多いです。
・スペルを書く作業は時間がかかり、何度も書く練習は書く(写す)ことに集中して覚えることを意識できていなかったりとデメリットもあります。
そこで、指導の方針としては
①まず単語の意味と音を覚えよう!(スペルミスは気にしない)
②書く練習も1単語2回まで。
③どうしてもスペル「だけ」が覚えられない単語はテスト前に集中して覚える。
というような工夫をします。
全員に合う勉強法はないですが、学習の方法を見直すことでうまくいく場合も多いです。