個別指導においては、できるようになるまでの道筋を示すことが大事だと考えています。
特に勉強に対して強い苦手意識を持っている生徒の場合、「できない」がデフォルトの状態になっていることが多いので、その解きほぐしをすることとなります。
授業を通してその生徒が「なぜできないのか」を把握し、つまづいている部分を解説やアドバイスをすることで解決することになります。勉強が嫌になる原因の大半は間違えること・わからないことにありますから、その部分を取り除くことで伸びていくケースは多いです。
入塾後に授業回数を重ねることで前向きに学習に取り組むようになり、学校の勉強でも「わかる」が増えていくケースはこれまでも何人もありました。何だかんだで、「勉強が嫌い」というよりも「わからないのが嫌い」の方が苦手意識の本質に近いように感じます。