筆算よりも

塾長ブログ

95+28のような2けた+2けたのたし算について、①いつも筆算で解く ②暗算ができるように訓練する どちらをしているでしょうか?

実際には、問題を解くのにはどちらでも構わないのですが、①の筆算は頭で処理する量が少なくて済む(頭を使わずに解ける)ので計算する力を高めるには効果的とは言えません。半年もすればこの両者には大きな差が生まれます。(②の暗算では最初のうちはミスが起こりますが、長期的には頭の計算処理に負荷をかけた(トレーニングした)分、計算の力が上がります。)

また、次のような場合はどうでしょう?

45、38、83、82、56

この数の総和を求めるのに
① 45+38=83、83+83=166・・・と地道にたし算する
② 38+82=120、120+45=165・・・とキリの良い数字を意識して計算の順序を入れ替えながらたし算する
③10×(4+3+8+8+5)+1×(5+8+3+2+6)=280+24=304と十の位と一の位に分けて解く

どのやりかたでも解けるのですが、少しの工夫を勉強して実践するだけで計算が楽になります。(実際10円玉と1円玉の組み合わせの(45+38+83+82+56)円だったら、きっと10円玉の枚数と1円玉の枚数を数えて計算しますよね?)今回の例題は5つの数字のたし算ですが、25+29+59+42+69+43+64+・・・とたす回数が多くなればその違いは歴然です。

筆算は正確に答えが出るので便利なのですが、先を見据えて筆算に頼らない計算力を身につけることは大事です。また、機械的に計算するよりも工夫する方法を勉強することで数に関する感覚が良くなります。小学生の塾生には機会があるときには「なるべく筆算を使わずに解こう」と指導し、計算する力を高めてもらっています。

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