高学年の算数で理解するべきことの1つに「%」があります。
①イメージでの理解
「100%は全部」「50%は半分」「20%は少ない」のようなおおよその○○%のイメージを理解する。
②定義・計算方法での理解
全体を100としたときの割合。つまり「530gの20%」は「530×20/100」で求められることを覚える。
高学年の算数を教えるときには「速く解かなくていい」と繰り返しています。抽象的な問題に取り組むようになるため、速さよりも理解を積み重ねることを大事にしています。②のように公式だけを頼って理解なしに答えだけを求めようとする姿勢では成長は見込めません。算数のどの分野もそうですが、「理解」した上で「公式を利用」をすること身につけなければ、中学・高校のどこかで歪みが出てきてしまいます。①と②の両輪で算数の理解を支えることが大事だと感じます。