複数回受けられる試験の場合、合格の可能性が50%ほどの実力ならば、かなり高い確率で合格できます。
例えば、5回受ける場合、その全てに不合格になる確率は「1/2の5乗 =1/32」。つまり、31/32(およそ97%)で合格を勝ち取ることができるということが事実です。とはいえ、それでも5回中2、3回は不合格になることが予想され(3%ほどの確率ですべて不合格になるので)、メンタル的にはしんどくなるものです。
受験を確率で語るのは少々乱暴ですが、確率を理解していれば、1回の不合格(当然起こりえること)を気にするべきでないことが納得できますし、納得できれば今するべきことにも集中しやすくなります。試験当日に失敗した(と感じた)時のためのお守りのような知識ですが、知っておくだけで不安にならずに役立つこともあります。
順調な場合もうまくいかない場合も、最後の最後までベストを尽くしましょう。最後まで頑張りぬける人には良い結果がめぐってくるものです。当塾の塾生についても、きっと良い結果が出るものと信じています。